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パーツカタログとは、テクニカルイラストとリスト(部品表)で構成されており、製品のリペアパーツの確認や部品発注に利用されるマニュアルです。
また、製品の複雑な構成や分解・組み立て方法の確認にも利用されます。
私たちは、さまざまな分野の産業用装置、医療機器、航空機関連機器などのパーツカタログ制作の実績をもとに、リペアパーツの供給単位を考慮した部品展開や部品の分解・組み立て手順を意識してレイアウトすることにより、見やすく、わかりやすく、そして正確なパーツカタログをご提案します。
テクニカルイラストとは、等角投影法(アイソメトリック投影法)などの技法を用い、立体的に製品を表現したイラストです。
これらのイラストは、設計図面を読むことができない人も直感的に製品の外観や部品の形状を確認することができます。
パーツカタログのテクニカルイラストは立体分解図で表現することが一般的で、当社では2D CADデータやデータ化されていない図面や写真などからも、立体分解図を描き起こすことが可能です。
また、当社では近年主流になりつつある3D CADからの製品設計に対応しており、3D CADデータを有効活用した立体分解図制作をご提案しています。
リスト(部品表)は、パーツカタログでは必ず必要な情報です。
当社では、ご提供いただいた資料からリスト作成に必要な情報を自動で処理できるよう、積極的にスクリプト(VBA)を活用し取り組んでいます。
自動化することで、工期の短縮やリスト間での部品名称不一致などを防ぐとともに、整合のとれたリストに仕上げます。
パーツカタログにとどまらず、マニュアルセクション、e-ラーニングコンテンツセクションと連携してワンソースマルチユースを実現します。
(1)サービスマニュアル、メンテナンスマニュアルの分解・組み立て手順を制作
(2)各種マニュアルに使用するテクニカルイラストなどに展開
(3)製品トレーニング教材としてのCG、動画、アニメーションなどに展開
お客様から、過去のパーツカタログのご提供を受け、取材前に製品の予備知識を得るために十分な読み込みを行います。
ここで、従来のパーツカタログの構成などを知ることができます。
パーツカタログの運用方法、対象読者など、基本コンセプトについて打合せを行います。
また、対象となる製品の図面、設計データ、部品構成表などの制作に必要な情報を収集し、必要に応じて実機取材を行います。
パーツカタログ構成案やページレイアウト案などをご提案します。
また、必要に応じて、概算御見積書、概略スケジュールなどを提出いたします。
ここでお客様には、パーツカタログ構成に対しての情報の過不足がないか、構成順序が正しいかどうかのご確認をいただきます。
承認された構成案の個々の項目に対しアイテム No.(風船番号)を決定します。
イラスト作成:図面や設計データから執筆原稿に基づいて、テクニカルイラストを作成します。
リスト(部品表)作成:構成部品表から執筆原稿に基づいて、リスト(部品表)を作成します。
イラスト、リスト(部品表)などの素材をFrameMaker、InDesign、QuarkXpress、MS-Wordなどご指定のDTPソフトにより、ページレイアウトを実施します。
イラスト、リスト(部品表)の整合がなされているかをチェックします。
また、全体構成に過不足がないかをチェックします。
完成した状態で出力紙一式(またはPDF)を提出し、内容のチェック(情報の過不足、イラストは正しいかなど)をお願いします。
追加、仕様変更がある場合、ここで指示をいただく必要があります。
指示いただいた訂正に関連して修正が必要となる箇所の拾い出しを行い、修正します。
承認をいただくまで、「校正チェック」を繰り返します。
お客様ご指定の形式で納品します。
納品形態は、DTPソースデータ、イラストデータ、PDFデータなどデータ一式の納品が可能です。
航空機内装品パーツリスト制作(CMM/IPL) |
航空機用シートパーツリスト制作(CMM/IPL) |
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※CMM : Component Maintenance Manual |