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オンラインヘルプやウェブマニュアル、印刷物など、マニュアルの表示媒体が多様化する中で、私たちは、テクニカルライティング(技術文書執筆)をマニュアル制作における最も重要な技術(コア技術)として位置づけ、各種マニュアル制作においてお客様への積極的な提案をしています。
- システム製品と大量ドキュメントに強みを発揮
- 社内連携によるワンソースマルチユース
- 開発者の技術ノウハウをドキュメント化
- 最も早く製品に触れることのできるユーザー
- コア技術に基づく新規業務へのチャレンジ
- 技術翻訳
半導体製造装置、各種検査装置、医用機器などをはじめとするハードウェアとソフトウェアが一体となったシステム製品においては、オペレーションマニュアルやサービスマニュアル、さらにはパーツカタログにいたるまでの大量ドキュメントの制作対応が必要となります。
当社では、長年培ってきたテクニカルライティング技術と豊富な技術経験を活かして、各種ネットワークによって連携されたハードウェア機器およびそれらを制御するソフトウェア製品など、お客様のニーズに即した多種多様なドキュメントを積極的に提案しています。
通常、お客様から入手した技術情報を、そのままの状態でマニュアルやコンテンツに反映することはできません。そのため弊社では、以下のステップでワンソースマルチユースを実践しています。
ステップ1:
お客様から入手した技術情報をもとに、
・仕様書や取材時に動画撮影した情報を基に有用なテキストを生成したり、
・撮影した写真やCADデータからイラストを作成したり、
・キャプチャした画面を加工したりして、マニュアルやコンテンツに反映できる形の素材(ソース)を作り上げます。
ステップ2:
完成した素材を元にして、DTP処理やオーサリング処理して、製品マニュアルやe−ラーニングコンテンツなどのコミュニケーションツール(マルチユース)を完成品としてお客様に提供しています。
つまり、私たちの考える「ワンソースマルチユース」とは、「お客様から入手した技術情報を種々のコミュニケーションツールに転用可能なテキストやイラスト、あるいは画像に加工(ワンソース)し、製品マニュアルやe−ラーニングコンテンツ、カタログなどの最終的なコミュニケーションツール(マルチユース)に利用すること」、と定義しています。
当社では、操作手順や機能解説はもちろん、開発担当者様の明文化されていない開発ノウハウや開発背景なども、ユーザーにしっかりと感じ取ってもらえるマニュアル制作を常に心がけ、生産現場における技術者の勘やコツといった表現が困難な技能(暗黙知)についても、可能な限り明文化(形式知)し、お客様のナレッジ・マネージメント(技術情報の共有化)をお手伝いしています。
私たちは、マニュアル制作を通じて、最も早く製品に触れることのできるユーザーであり、マニュアル制作段階においては、技術用語の表記ゆれを発見したり、ソフトウェアの画面不具合などを見つけたりすることがしばしばあります。
私たちは、常にこれらをお客様にフィードバックし、より洗練された製品とマニュアルを供給するための、ユーザー目線に立った良きアドバイザーでありたいと考えています。
「こんなことがしたい」、「あんなことができないか」など、
何でもお問い合わせください。
以下は、お客様からのご要望いただいた新規業務の取り組み例です。
当社マニュアル類の多国語展開は、日本語マニュアル作成に携わった技術スタッフがディレクションを行うことで、クライアントごとに異なる技術専門用語の意味や言葉のニュアンスなどを的確に翻訳者に指示し、適切な翻訳をお届けします。
<最近の主な翻訳実績>
・英語
・中国語(簡体語/繁体語)
・韓国語 など
お客様から、過去の同種マニュアルおよびカタログ・パンフレットの支給を受け、取材前に製品の予備知識を得るために十分な読み込みを行います。
ここで、従来のマニュアル構成や製品本来の使用目的、機能、および使用環境などを知ることができます。
また、シミュレーション用のソフトウェアが入手できる場合は、ソフトウェアの階層構造をあらかじめ把握することができますので、効果的な実機取材に移行することが可能です。
マニュアルの種類やマニュアル運用方法、対象読者など、基本コンセプトについて打合せを行います。
また、製品の開発コンセプトや開発背景などをヒアリングします。
実機取材では、対象製品の操作方法やメンテナンス方法などのヒアリングを実施し、原稿作成およびイラスト作成に必要な情報を写真撮影やビデオ撮影によって収集します。
マニュアルコンセプトを決め、ヘディングリスト(目次構成案)やページレイアウト案などを提案します。
また、必要に応じて、概算お見積書、概略スケジュールなどを提出いたします。
ここでお客様には、マニュアルの構成に対して情報の過不足がないか、構成順序が正しいかどうかのご確認をいただきます。
取材で得た情報を、承認された目次構成案に基づいて、操作手順、機能解説などにテキスト化します。
取材時に撮影した写真や動画などのイメージ情報に基づいて、原稿テキストにマッチしたイラストの作成やキャプチャした画像の加工を行います。
テキスト、イラスト、画像などの素材ををもとにFrameMaker、InDesign、またはMS-Wordなどご指定のDTPソフトウェアにより、ページレイアウトを実施します。
誤字脱字のチェックや文章表現のゆれ、用語の統一などを、社内独自のチェックリストに沿ってチェックします。
完成した状態で出力紙一式(またはPDF)を提出し、内容のチェック(情報の過不足、作業手順、イラスト画像は正しいか等)をお願いしています。
追加、仕様変更がある場合、ここで指示をいただく必要があります。
指示いただいた訂正に関連して修正が必要となる関連箇所の抽出を行い、修正します。
お客様ご指定の形態で納品します。
納品形態は、DTPソースデータ、イラストデータ、PDFデータなどお客様のご要望に応じた納品が可能です。
基本項目 | |
企画構成費 | 100,000円〜(全体ボリュームより算出) |
取材・調査費 | 20,000円/0.5日単位 |
原稿執筆費 | 6,500円〜/ページ |
レイアウト編集費 | 2,000円〜/ページ |
イラスト作成費 | 3,500円〜/点 |
画像取得・加工費 | 1,000円〜/点 |
その他 | |
DTPテンプレート作成費 | 150,000円〜 |
ページデザイン費 | 20,000円〜/ページ |
料金目安 | ||
例)ソフトウェアなどの操作マニュアル (100ページ、画面100点を想定) |
企画構成費 | 150,000円 |
取材・調査費 | 40,000円 | |
原稿執筆費 | 7,000円×100p=700,000円 | |
レイアウト編集費 | 2,000円×100p=200,000円 | |
画面取得加工費 | 1,000円×100点=100,000円 | |
管理費 | 59,500円(5%) | |
総合計 | 1,249,500円(消費税抜き) | |
例)機械の部品交換などの整備マニュアル (100ページ、イラスト100点を想定) |
企画構成費 | 150,000円 |
取材・調査費 | 40,000円 | |
原稿執筆費 | 7,000円×100p=700,000円 | |
レイアウト編集費 | 2,500円×100p=250,000円 | |
イラスト作成費 | 4,000円×100点=400,000円 | |
管理費 | 77,000円(5%) | |
総合計 | 1,617,000円(消費税抜き) |
*上記料金目安は、弊社の最も一般的な価格帯で費用算出したもので、用紙サイズや段組指定、イラストの増減などにより大きく変動することがあります。お客様の製品マニュアルの具体的なお見積り依頼につきましては、別途お申し付けください。
半導体関連 | |
露光装置 |
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コーター/デベロッパー |
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フォトマスク/ レチクル欠陥検査装置 |
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ウェハ欠陥検査装置 |
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FPD関連 | |
コーター/デベロッパー |
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液晶パネル欠陥検査装置 |
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液晶パネル欠陥修正装置 |
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産業機械 | |
電子部品実装装置 |
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プリント基板検査装置 |
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食品充填機 |
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シート面検査装置 |
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印刷面検査装置 |
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運転免許証作成システム |
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医療機器 | |
医療用フィルム出力装置 |
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医療用画像処理装置 |
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PACS系ソフトウェア |
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電子カルテ |
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車 輛 | |
高所作業用特殊車両 |
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トラッククレーン |
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消防車輛 |
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車両用アクセサリー機器 |
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航空機関連 | |
航空機内装品 (ギャレー、ラバトリー) |
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航空機用シート |
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レーザー関連機器 | |
レーザー顕微鏡 |
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食品包装機器 | |
異物検査装置 |
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ソフトウェア | |
各種アプリケーションソフト |
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当社では、システム製品のアプリケーションや各種制御機器(PLCなど)のタッチパネル操作など、多種多様な製品のマニュアル制作を通じて、ソフトウェアの画面遷移や階層構造などを数多く見てきました。時には、機能名やボタン名の表記ゆれを発見したり、見過ごされそうなバグを発見することもありました。
私たちは、特定業界に依存しない幅広い分野の実務経験から、お客様の製品アプリケーションのGUIに対し、画面構成の正当性や画面デザイン、ボタン配置などの見やすさ・使いやすさを、ユーザーに最も近い開発者の一員として検証し、その検証結果から製品の品質向上に向け新たな提案を実施しています。
お客様社内でマニュアル制作をしたいが、「製品イメージに合ったマニュアルデザインができない」、「ページレイアウトはあるが文書テンプレートの作成方法がわからない」など、困っていませんか。
当社では、下記の手順で文書テンプレート作成支援を行っています。
- ページデザインの構想をヒアリング
- ページデザイン案を作成
- ページデザイン案を基に最終案協議
- 決定したページデザインを文書テンプレート化
- 運用・修正
用語の統一は、製品マニュアルをはじめとするお客様に提供する技術ドキュメントにとって必要不可欠なものです。エンジニアにとっては当たり前な言葉でも、異句同義語で表現された言葉では、エンドユーザーにとっては非常にわかりづらい言葉になっていることがよくあります。
私たちは、お客様の要望にこたえる形で、既存のマニュアルなどから技術用語を抽出し、正しい技術用語集を制作いたします。また、作成した技術用語集は、多言語展開が必要なマニュアルやソフトウェアにも活用できるよう複数言語に対応した用語集にも対応いたします。